日本を深く知ろう!

日本遺産ニュースレター

<第3号>2025.05.01

ニュースレター第3号です。暖かくなり過ごしやすい天気が続く5月、旅行で新たな発見をしてみてはいかがでしょうか。今回ご紹介する日本遺産はもちろん、ぜひお気に入りを見つけて訪れてみてください。

 

目次

◆日本遺産検定情報 ―― 申込締切間近!次回日本遺産検定についての詳細情報

◆日本遺産マガジンの注目記事 ―― note「日本遺産マガジン」から注目記事をご紹介

◆日本遺産検定に挑戦! ―― 日本遺産検定で過去に出題された問題を掲載

◆今月の日本遺産 ―― 今月の旅におすすめの日本遺産をご紹介

◆日本遺産ソムリエ寄稿文 ―― 日本遺産ソムリエからの寄稿文のご紹介

◆日本遺産認定地域より ―― 日本遺産認定地域からの情報。担当者からのおすすめコメントも!

◆編集後記  

◆ 日本遺産普及協会からのお知らせ 

 

◆日本遺産検定情報

第2回2級・第6回3級試験を実施します!(オンライン受験)

試験日:2025年5月16日(金)・17日(土)・18日(日)

申込締切:2025年5月6日(祝火)23:59

検定の詳細・申込

◆日本遺産マガジンの注目記事

みなさん、御朱印はご存じですよね。実は、日本遺産にはそれぞれの地域に「御周印」があり、それを集められる「御周印帳」があるのをご存じですか? これまでイベントでしか入手できなかった「御周印帳」が、4月1日から新デザインで発売されました。企画・発行元の日本観光振興協会様に、「御周印帳」誕生の経緯、新デザイン、今後の展望などについて先日インタビューし、記事にしました。ぜひご覧ください。

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◆日本遺産検定に挑戦!

日本遺産検定で過去に出題された問題をご紹介します。まずは、前回の答え合わせから。

【日本における教育水準の高さの原点は?】
日本では近代教育制度の導入前から、武士のみならず、多くの人々が読み書き・算術ができ、礼儀正しさを身に付けるなど、高い教育水準を示してきました。これは、どのような学校の普及による影響が大きいでしょうか?

 

a . 様々な階層を対象とした学校
b . 規則の厳しい学校
c . 設備の整った学校

正解は a. 様々な階層を対象とした学校です。

日本では、官立(官営)学校や藩校、郷校(郷学)、私塾・手習塾(寺子屋)など、武士から庶民まで様々な階層を対象とした学校が全国各地に建てられました。学校の普及による高い教育水準は明治維新以降のいち早い近代化の原動力となり、現代においても、学問・教育に力を入れ、礼節を重んじる日本人の国民性として受け継がれています。

では、今回の問題です。すでに合格された方もチャレンジしてみてください! 正解と解説は次回掲載します。

【四国の「お遍路」はどのくらい前から行われている?】

 弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路であり、札所への巡礼が今なお人々により継続的に行われています。四国遍路は何年以上継承されているでしょうか?


a .1000年

b .1200年

c . 1400年

◆今月の日本遺産

近世日本の教育遺産群ー学ぶ心・礼節の本源ー

今月の旅におすすめの日本遺産をご紹介するこちらのコーナー。

心地よい季節、ちょっと旅に出てみませんか?
あしかがフラワーパークでは5月18日まで「ふじのはな物語―大藤まつり2025―」が開催中です。
幻想的な藤の花を楽しんだ後は、足利学校で学ぶ心と礼節を再発見してみてはいかがでしょうか。
新しい発見と癒しの時間を、ぜひ体験してみてください!

日本遺産・近世日本の教育遺産群ー学ぶ心・礼節の本源ーについては、note記事で基礎知識をご紹介しています。

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◆日本遺産ソムリエ寄稿文

一人旅が教えてくれた倉敷の魅力と新たな出会い

 

初めての一人旅を計画するとき、行き先にどんな理由を求めますか? 幼少期の思い出、訪れたい展示、歩くだけで心地よい街並み…。今回ご紹介するのは、そんな想いを抱えて、日本遺産ソムリエの日岡さんが訪れた「繊維のまち」倉敷での旅の記録です。一人旅だからこそ感じられる街の魅力や、偶然の出会いが詰まったエピソードをご覧ください。


日本遺産ソムリエの方からの寄稿文を募集しています。詳しくは記事下部のリンクをご覧ください。

 

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◆日本遺産認定地域より

おのみち歴史博物館 令和7年度文学展(広島県)

日本遺産「尾道水道が紡いだ 中世からの箱庭的都市」の認定地域である広島県尾道市のおのみち歴史博物館では5月26日(月)まで「横山美智子・高垣眸展 ~少年少女の夢を紡いだ作家たち~」を開催しています。

 


<地域担当の方からのコメント>

「七つの子」や「十五夜お月さん」を生んだ児童雑誌『金の船』創刊に携わり、「緑の地平線」といった少女小説のヒット作を書いた横山美智子。『少年倶楽部』に連載した「快傑黒頭巾」などの冒険小説で子どもたちに大人気になった高垣眸。大正~昭和期に活躍した、2人の尾道出身作家をご紹介しています。

横山美智子の「明日咲く花」、高垣眸の「怪傑黒頭巾」とアニメ「宇宙戦艦ヤマト」をノベライズした「熱血小説 宇宙戦艦ヤマト」の直筆原稿を展示しておりますので、ぜひご覧ください!

日本遺産認定地域からの情報を募集しています!

詳細・応募はこちら

◆編集後記

第3号は楽しんでいただけましたでしょうか。5月は、気温も心地よく過ごしやすい時期。そんな時こそ、ちょっとした旅や新しい挑戦に日本遺産を組み込んではいかがでしょうか。自然の中を歩いたり、興味のあることを学んでみたり...この季節だからこそ出会える、日本遺産の魅力を楽しんでください!日本遺産を訪れた感想やイベント情報を共有して、日本遺産を盛り上げましょう!(畠山)

◆日本遺産普及協会からのお知らせ

・【日本遺産カレッジ】5/15(木)20時〜

勉強会「「百景図」の世界にタイムトリップ! 歴史と旅情あふれる、日本遺産・津和野をめぐる60分の旅(無料))」を実施します。皆様の参加をお待ちしております。

詳細・申込はこちら


・【賛助会員募集】日本遺産の普及活動に賛同し、事業を支援してくださる会員を募集しています。

詳しくはこちら

一般社団法人 日本遺産普及協会
〒101-0031 東京都千代田区東神田3-1-8 萩原ビル4F
URL:https://jhda.or.jp/

お問い合わせは上記URLのお問い合わせフォームをご利用ください