日本を深く知ろう!

日本遺産ニュースレター

<第4号>2025.06.04

ニュースレター第4号です。6月になると本州でも徐々に梅雨に突入します。お出かけしづらい気候になりますが、ぜひ本を読んだり写真や動画を見たりして、夏に訪れてみたい日本遺産の予習をしていただければと思います。

 

目次

◆日本遺産マガジンの注目記事 ―― note「日本遺産マガジン」から注目記事をご紹介

◆日本遺産検定に挑戦! ―― 日本遺産検定で過去に出題された問題を掲載

◆今月の日本遺産 ―― 今月の旅におすすめの日本遺産をご紹介

◆「日本遺産カレッジ」レポート ―― 毎月開催されている日本遺産勉強会のレポート
◆日本遺産ソムリエ寄稿文 ―― 日本遺産ソムリエからの寄稿文のご紹介

◆編集後記  

◆ 日本遺産普及協会からのお知らせ 

 

◆日本遺産マガジンの注目記事

戦国武将とめぐる日本遺産【織田信長編】

みなさん、織田信長と一緒に日本遺産をめぐってみませんか? 戦国時代の風雲児として知られている信長ですが、実は、彼の人生と日本遺産は密接に関わっています。信長の足跡をたどれば、戦国の歴史と日本遺産の深い魅力がきっと見えてくるはずです。歴史が好きな方も、そうでない方も、新たな発見が待っています。戦国武将とめぐる日本遺産~織田信長編~をぜひご覧ください。

◆日本遺産検定に挑戦!

日本遺産検定で過去に出題された問題をご紹介します。まずは、前回の答え合わせから。

【四国の「お遍路」はどのくらい前から行われている?】

弘法大師空海ゆかりの札所を巡る四国遍路は、阿波・土佐・伊予・讃岐の四国を全周する全長1400キロにも及ぶ我が国を代表する壮大な回遊型巡礼路であり、札所への巡礼が今なお人々により継続的に行われています。四国遍路は何年以上継承されているでしょうか?


a. 1000年

b. 1200年

c. 1400年

正解は b. 1200年 です。

 四国遍路は、平安時代に僧侶や修験者が行った弘法大師修行の地の聖地巡礼から始まり約1200年の歴史があると言われます。鎌倉時代には西行、法然、一遍も四国を訪れていたとされています。次第に一般の人々も巡礼するようになり、江戸時代には、弘法大師が悟りを開いたとされる四国自体が聖なる地とされて、庶民にも広まっていきました。

では、今回の問題です。すでに合格された方もチャレンジしてみてください! 正解と解説は次回掲載します。

【水晶を産出する水源信仰の地であり、水晶とその加工技術は日本一のジュエリー産業の基盤となった土地は?】

山梨県甲府市・甲斐市にあるその土地は水晶を産出する水源信仰の地です。産出された豊富な水晶とその加工技術は日本一のジュエリー産業の基盤となり、現代ではスマートフォンなどの電子機器に使用されています。その土地とはどこでしょうか?


a. 昇仙峡
b. 竜洗峡
c. 劉門峡

◆今月の日本遺産

江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松~

6月といえど、気温や湿度の上昇により夏の到来を少しずつ肌で感じる時期ですね。第41回有松絞りまつりが6月7日(土)・8日(日)に開催されます。有松地域は、古くから伝わる絞りの染色技術により様々な布製品を生産してきました。毎年6月に開催される有松絞りまつりは絞りの製品を販売・展示するだけでなく、実際に絞り体験をすることもできます。伝統を体験しつつ、今年の夏にぴったりの浴衣や小物を見つけてみてはいかがでしょうか。

 

第41回有松絞りまつり https://shibori-fes.nagoya/

日本遺産・江戸時代の情緒に触れる絞りの産地~藍染が風にゆれる町 有松~については、note記事で基礎知識をご紹介しています。

◆「日本遺産カレッジ」レポート

「『なんだこれは!』“火焔型土器”が伝える縄文時代の発酵文化に迫る!ドキドキの60分」勉強会レポート

日本遺産普及協会では「日本遺産カレッジ」と題した勉強会を毎月開催し、日本遺産と認定地域の取り組みについて深く学ぶ機会を持っています。2025年3月には「『なんだ、コレは!』信濃川流域の火焔型土器と雪国の文化」についての勉強会を開催しました。火焔型土器の成り立ちや特徴、雪国の多彩な文化について、認定地域の方からたくさん伺いましたので、ぜひ記事をご覧ください。今後の開催予定は以下のURLからどうぞ。

https://peatix.com/group/12231746

◆日本遺産ソムリエ寄稿文

羽黒山 生まれかわりの旅 非日常の体験

日本遺産ソムリエの川嶋さんが、自身を見つめ直し、客観視するために訪れたのは、「生まれかわりの旅」という印象的なタイトルに惹かれた山形県の霊場・出羽三山。日本屈指の段数を誇る2446段の石段や、樹齢300~500年の杉並木が織りなす荘厳な風景、須木造りの五重塔といった文化財の魅力が語られています。また、精進料理を堪能し、大自然の中でヨガを楽しむなど、心身をリフレッシュさせる非日常の体験も紹介されています。

詳細は以下からご覧ください。

記事を読む

日本遺産ソムリエの方からの寄稿文を募集しています。詳しくは記事下部のリンクをご覧ください。

◆編集後記

先日行われた日本遺産検定2級・3級の結果が出ましたね。受験された方々、いかがだったでしょうか。合格された方、おめでとうございます! 惜しくも不合格だった方、ぜひ次回合格を目指してチャレンジしてください!! このニュースレターがみなさまの学びの一助になりますように。(中本)

◆日本遺産普及協会からのお知らせ

・【日本遺産検定の問題と解答を公開しています】

 自己採点や次回受験の参考にご活用ください(note有料記事ページ1,000円)。

  第6回3級  https://note.com/nihonisan_mag/n/nbcda2a0b19ac

  第2回2級  https://note.com/nihonisan_mag/n/n6d763790ed75

 

・【日本遺産カレッジ】6/26(木)19:00~(開始時間にご注意ください)

 勉強会「震災から立ち上がる能登 〜迫力満点! 日本遺産「キリコ祭り」の魅力を徹底解説〜
(無料)」を実施します。みなさまの参加をお待ちしております。

 詳細・申し込みはこちら


・【賛助会員募集】日本遺産の普及活動に賛同し、事業を支援してくださる会員を募集しています。

 詳しくはこちら

一般社団法人 日本遺産普及協会
〒101-0031 東京都千代田区東神田3-1-8 萩原ビル4F
URL:https://jhda.or.jp/

 

お問い合わせは上記URLのお問い合わせフォームをご利用ください。