日本を深く知ろう!

日本遺産ニュースレター

<第5号>2025.07.02

ニュースレター第5号です。いよいよ夏休みが近づき、旅行の季節がやってきましたね。夏ならではの体験や旅の発見はいっぱいあります!暑さに負けず、熱中症に気を付けて日本遺産を楽しみましょう。

 

目次

◆日本遺産検定情報 ―― 阪急たびコト塾に日本遺産検定3級が登場。今回は3回の無料講座付き!

◆日本遺産マガジンの注目記事 ―― note「日本遺産マガジン」から注目記事をご紹介

◆日本遺産検定に挑戦! ―― 日本遺産検定で過去に出題された問題を掲載

◆今月の日本遺産 ―― 今月の旅におすすめの日本遺産をご紹介

◆勉強会レポート――「日本遺産カレッジ」勉強会の様子をお届け

◆日本遺産ソムリエ寄稿文 ―― 日本遺産ソムリエからの寄稿文のご紹介

◆編集後記  

◆日本遺産普及協会からのお知らせ 

 

◆日本遺産検定情報

阪急たびコト塾に日本遺産検定3級が登場。

今回は3回の無料講座付き!

阪急たびコト塾が、日本遺産検定3級を受験できる講座を開催します。無料の日本遺産講座を3回受けた後に、日本遺産検定3級試験を受験できます。問題作成にも携わっている日本遺産普及協会監事・黒田尚嗣が講師をつとめる講座で学び、日本遺産ソムリエになるチャンス!この機会をお見逃しなく。

 

講座日:2025/8/25(月)、9/8(月)、9/22(月)(会場・オンライン)

試験日:2025/10/31(金)、11/1(土)、11/2(日)(オンライン受験)

料金:5,000円(講座受講料・検定受験料込み)

 

申込締切:2025/9/7(日)

 

※阪急たびコト塾の会員にならなくても受講可能です。

※日本遺産普及協会主催の検定同様、正式な日本遺産検定3級を取得でき、認定証・ソムリエの称号も授与されます。

※講座参加は必須ではありません。試験だけを受けることも可能です。

 

来場講座付き日本遺産検定の詳細・申込
オンライン講座付き日本遺産検定の詳細・申込

◆日本遺産マガジンの注目記事

尾道水道が紡いだ箱庭都市を歩いてみた

今月のピックアップは、日本遺産「尾道」のストーリーに迫る現地レポート2本。石畳の坂や古寺、文学の小径を歩きながら、港町尾道が育んできた歴史と文化の背景を五感で体感。日本遺産としての尾道のストーリーを、街歩きという視点から味わえる記事です。

◆日本遺産検定に挑戦!

日本遺産検定で過去に出題された問題をご紹介します。まずは、前回の答え合わせから。

【水晶を産出する水源信仰の地であり、水晶とその加工技術は日本一のジュエリー産業の基盤となった土地は?】

 

山梨県甲府市・甲斐市にあるその土地は水晶を産出する水源信仰の地です。産出された豊富な水晶とその加工技術は日本一のジュエリー産業の基盤となり、現代ではスマートフォンなどの電子機器に使用されています。その土地とはどこでしょうか?


a . 昇仙峡
b . 竜洗峡
c . 劉門峡

正解は a . 昇仙峡 です。

昇仙峡一帯の山地は、水の塊と信じられていた水晶を産出する水源信仰の地です。地域を流れる荒川上流を訪ねると、悠久の時をかけた浸食により形成された大小の滝や巨石、奇岩に驚かされます。


では、今回の問題です。すでに合格された方もチャレンジしてみてください! 正解と解説は次回掲載します。

【和歌山県にある沿岸地域では鯨にまつわる祭りや伝統芸能、食文化が今も受け継がれています。その沿岸地域とはどこでしょうか?】

 

鯨は、日本人にとって信仰の対象となる特別な存在でした。人々は時折浜辺に打ち上げられた鯨を食料や道具の素材などに利用していましたが、やがて生活を安定させるため捕鯨に乗り出しました。和歌山県にある沿岸地域では鯨にまつわる祭りや伝統芸能、食文化が今も受け継がれています。その沿岸地域とはどこでしょうか?


a . 玄界灘
b . 播磨灘
c . 熊野灘

◆今月の日本遺産

『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」

~古代国家を支えた海人の営み~

本州では今月後半から梅雨明けし、いよいよ夏。海のレジャーが楽しみですね。淡路島は、誰が行っても楽しめる場所です。海水浴や渦潮見学などはもちろんのこと、五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡・伊弉諾神宮・沼島などの史跡を巡り、古には「御食国(みけつくに)」と呼ばれていたように、名産の玉ねぎ・淡路牛・鯛・ハモなど食を堪能でき、お線香・瓦・人形浄瑠璃など日本の伝統に触れる……みなさんもぜひ夏休みに訪ねてみてください。

『古事記』の冒頭を飾る「国生みの島・淡路」~古代国家を支えた海人の営み~については、note記事で基礎知識をご紹介しています。

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◆勉強会レポート

百景図の世界にタイムトリップ!

「島根県・津和野をめぐる60分の旅」

日本遺産カレッジレポート

日本遺産普及協会では「日本遺産カレッジ」と題した勉強会を毎月開催し、日本遺産と認定地域の取り組みについて深く学ぶ機会を持っています。2025年5月には「歴史と旅情あふれる、日本遺産・津和野をめぐる60分の旅」についての勉強会を開催しました。百景図を通して津和野という地域が、暮らしを守り継いできたことを想像できる60分でした。ぜひ、現地に足を運んで160年前の百景図の景色を実感したいです。
今後の開催予定は以下のURLからどうぞ。

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◆ソムリエ寄稿文

大迫力の神楽「大蛇」が夜の神社で奉納舞!

今回の寄稿文では、夜の神社を舞台に奉納される圧巻の石見神楽「大蛇」の魅力をたっぷりとお届けします。日本遺産ソムリエであるHinata Yoshiokaさんが、現地で体感した圧倒的な迫力と幻想的な美しさを、臨場感あふれる筆致で綴っています。躍動する大蛇の舞と神社の荘厳な雰囲気が織りなすひとときは、まさに息を呑むような光景。その魅力が余すところなく詰まった動画も必見です。ぜひ、文章と映像を通じて石見神楽「大蛇」の世界に心躍らせてください!


日本遺産ソムリエの方からの寄稿文を募集しています。詳しくは記事下部のリンクをご覧ください。

日本遺産認定地域からの情報を募集しています!

詳細・応募はこちら

◆編集後記

第5号は楽しんでいただけましたでしょうか。7月に入れば、七夕や夏祭りなど、外で楽しむような夏らしいイベントがいっぱいありますね!7月は一年の折返し地点でもあります。今年の夏は羽を伸ばして、いろいろな日本遺産を訪れてみてはいかがでしょうか?2025年の後半も、日本遺産を楽しんでいきましょう!(内野)

◆日本遺産普及協会からのお知らせ

・【日本遺産検定の問題と解答を公開しています】

次回受験の参考にご活用ください(note有料記事ページ1,000円)

第6回3級

第2回2級


・【日本遺産カレッジ】7/16(水)20時〜

勉強会「信長も恐れた日本最大・最強の海賊「村上海賊」物語(無料)」を実施します。皆様の参加をお待ちしております。

詳細・申込はこちら


・【賛助会員募集】日本遺産の普及活動に賛同し、事業を支援してくださる会員を募集しています。

詳しくはこちら

 

一般社団法人 日本遺産普及協会
〒101-0031 東京都千代田区東神田3-1-8 萩原ビル4F
URL:https://jhda.or.jp/

お問い合わせは上記URLのお問い合わせフォームをご利用ください