日本遺産ブランドの普及に向けて「日本遺産・地域ナビゲーター」養成講座 を実施します。
「日本遺産・地域ナビゲーター」とは?
日本遺産ブランドの普及し、地域における新たな事業創出を行う新しい人材
日本遺産・地域ナビゲーターは、日本遺産をはじめとする地域ならではのストーリーを語り、観光資源を地域活性に結びつけることができる人のことです。日本遺産を通じて地域活性の支援と誘客活動を行い、地域における新たな事業創出を行うことを主な役割としています。当協会では、このような役割を担える「地域ナビゲーター」を各認定地域に増やしていく活動に力を入れております。
「日本遺産・地域ナビゲーター」の役割
地域と来訪者をつなげるハブとなる
新たな魅力をつくる
地域での消費活動に配慮した企画・ツアーを実施し、新たな魅力作りを行う。
リピーターをつくる
リピート(再訪)へつなげることを意識し、地域全体を巻き込んで活性化させる。
ファンをつくる
自らの言葉で地域を語り・発信することで、ファンの獲得・口コミにつなげる。
「日本遺産・地域ナビゲーター」養成講座の内容
ナビゲーター養成講座の一例をご紹介します。
あくまで一例で、実施内容はご相談の上、決定いたします。
全3回構成
- 1回目
- 基礎講義(1時間程度)
ナビゲーターの心構え
日本遺産についての基礎知識のインプット - 2回目
- 専門講義(2時間程度)
認定地域に関する知識のインプット - 3回目
- 実践(3時間程度)
企画の立て方講座の実施
企画立案
企画発表
ナビゲーター検定受講
養成講座・講師メッセージ
黒田尚嗣 / 一般社団法人 日本遺産普及協会 代表監事
少子高齢化が進み、人口が減っていく日本において、経済効果が望めるのは短期間だけでも日本に滞在してお金を落としてくれるインバウンド顧客です。しかし、外国人観光客が多く訪れ、観光産業の経済規模が成長したからといって、真の「観光立国」になったとは言えません。コロナ禍で再認識されましたが、真の観光立国を目指すには外国人観光客に頼るだけでなく、日本人である私たちも自国の歴史を学び、移住しないまでも、観光地に滞在して伝統文化に触れる「試住の旅」が必要なのです。この「試住の旅」に指針を与えるのが土地の魅力をストーリーで伝える日本遺産ナビゲーターです。
プロフィール
近畿日本ツーリストなどを経て、現在はクラブツーリズム株式会社の顧問を務める。旅の文化カレッジ講師として「旅行+知恵=人生のときめき」をテーマに旅の講座や旅行の企画、ツアーに同行する案内人や添乗員の育成などを行う。また自らもツアーに同行し、「世界遺産・日本遺産の語り部」として活躍中。旅行情報誌『月刊 旅行読売』に「日本遺産のミカタ」連載中。著書に『日本遺産の教科書 令和の旅指南』などがある。日本遺産国際フォーラム パネリスト、一般社団法人日本旅行作家協会会員、旅の文化研究所研究員、総合旅行業取扱管理者
養成講座・実施の流れ
当協会にて、各認定地域にて、ナビゲーターを養成するための講座を実施いたします。
基本講座の内容
実施体制を決める
まずは運営事務局の体制ほか、全体の設計をいたします。
参加者募集
ナビゲーター養成講座参加者募集をどのようにするか、また告知を行います。
養成講座
養成講座は基本◯時間の内容です。オンライン or 会場で実施するなど。
ナビゲーター検定
養成講座の内容を理解しているか、ナビゲーターとしての知識を問う検定を行います。
マーケティング講座の内容
マーケティング勉強会
講座の内容を踏まえて、より実践的な企画やツアーを実施できるよう、マーケティングや企画づくりの視点を学びます。
SNS・メディア活用講座
SNSやWEBメディアなどをどのように活用していったらいいのか?を学びます。
※その他、色々ご要望・ご状況に合わせてご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
事例
文化庁主催・長崎県「日本遺産地域ナビゲーターワークショップ」において、当協会代表監事・黒田が講師を務めました。また、受講テスト・修了証の発行を当協会が実施いたしました。