一般社団法人日本遺産普及協会(東京都・千代田区)は、中高生を対象にした「八王子外国語ガイドボランティア育成事業」(主催:日本遺産「桑都物語」推進協議会)を支援しました。当協会の黒田尚嗣(代表監事)と、アドバイザー・木村夏妃が、日本遺産「桑都物語(そうと・ものがたり)」の講座を担当致しました。
同育成事業は、2020年に東京都で唯一認定された日本遺産「桑都物語」に基づいた、八王子の魅力を海外の方に発信することを目的としています。講座を受講した中高生がガイドボランティアとして、外国人観光客を対象に「桑都物語」の魅力を伝えるというもの。
2024年10月から取り組みが開始。事前に日本遺産「桑都物語」の学習や現地の見学ツアーなどを行った上で、2024年11月〜12月1日までの土日、八王子市内でガイドボランティアの実践が行われました。
日本遺産「桑都物語」の講座においては、特に、絹産業が織りなす歴史と文化が息づく、桑の都・八王子の物語に焦点を当て、中高生のみなさんが外国人観光客にわかりやすく、そして興味深く伝える方法について講義しました。
見学会の様子
講座の様子
講座に参加し、実際にガイドボランティアを実践した中高生の参加者からは、
「日本遺産のストーリーや取り組みを知ったことで、貢献していきたいと思った」
「外国の方と話したことで、自分が知らないことがたくさんあると気づいたので、もっと深く学びたいと思った」
「相手にわかりやすく伝えるスキルを磨きたいを思った」
などのコメントが寄せられました。
日本遺産普及協会は、今後もガイド活動を支援し、地域に根付く日本遺産の価値を広めることで、地域の魅力発信と国際交流の活性化に寄与してまいります。