2月16日、日本遺産マルシェの一環で、「日本遺産アワード」の表彰式を行いました。同アワードは、地域の魅力的な文化や歴史のストーリーである「日本遺産」に造詣があり、興味関心の高い「日本遺産ソムリエ(「日本遺産検定」合格者)」が、とくに魅力的な日本遺産を選び、表彰するもので、今回が第1回目の開催となります。
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◆ 「日本遺産アワード」受賞地域 ◆
「実際に訪れてみて魅力的だと感じた日本遺産」部門
第1位:「いざ、鎌倉」 ~歴史と文化が描くモザイク画のまちへ~
第2位:「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
第3位:関門“ノスタルジック”海峡 ~時の停車場、近代化の記憶~
「これから訪れてみたい魅力的な日本遺産」部門
第1位:六根清浄と六感治癒の地 ~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~
第2位:灯(あか)り舞う半島 能登 ~熱狂のキリコ祭り~
第3位:祈る皇女斎王のみやこ 斎宮
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当日は、受賞した6地域の方々にご登壇いただき、表彰盾を授与。
また、会場には、日本遺産ソムリエも駆けつけてくれました。
「実際に訪れてみて魅力的だと感じた日本遺産」部門の1位に選ばれた鎌倉市からは、「鎌倉市は鎌倉時代の社寺だけではなく、明治時代の別荘文化や文豪たちのゆかりの地など、多彩な見所があり、お越しになるたびに違う魅力に触れていただけるまちです」とコメントがありました。
「これから訪れてみたい魅力的な日本遺産」部門の1位に選ばれた三朝町からは、「日本一危ない国宝鑑賞は、なんでこんなところにお堂があるんだろうというスリルを実感してみたいという皆さんの気持ちの表れだと思いますし、世界屈指のラドン泉は、日本一の温泉だと思っております」とコメントがありました。
いずれの6地域からも、「関係者の皆さま、地域の皆さまのご協力があってこその受賞です」と、感謝の言葉が聞かれました。




次回、第2回の「日本遺産アワード」の発表は2026年2月頃に予定。
地域の大切な文化を未来へつなぐ、日本遺産の取り組みにこれからもご注目ください。
▼ 「日本遺産アワード」の詳細はこちらからご確認ください。
https://japan-heritage.bunka.go.jp/ja/news/4785/
撮影協力:キヤノン株式会社